景観資材総合カタログ
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防風・防雪柵0m/s 10m/s 20m/s3.5m0 2m 4m 8m 10m 12m 14m500mm耐候性試験後の強度確認試験でも強度劣化がないことを確認しています。現地での風速測定試験でも柵上部赤色の部分で風が加速し、青色の部分で減風できている事が実証できました。〈折板タイプシミュレーション〉〈樹脂ネットシミュレーション〉 細目ネット 遮風率60%■ 耐候性試験サンシャインウエザー促進耐候試験3000時間の結果、変色やクラック等の外観上の異常は認められませんでした。■ 高性能樹脂ネットの実地検証試験遮風率60%の樹脂ネットの風速シミュレーションは、下図のように表されます。細かい孔形状を有している樹脂ネットは、風を均一に受止める事により、樹脂ネット背面側で均一に減風できている事がわかります。従来の折板形状と違い、均一性の高い細かい目の樹脂ネットが風の乱流を起こしにくい事を表しています。そして、樹脂ネット設置高さ内では、広範囲にわたり減風効果がある事が実証できました。条件:風速15m/s測定結果を模式図で表すと右図のようになります。樹脂ネットに当たる風力を1.0とすると、樹脂ネット上部においては1.11以上となり吹き上げる効果が強くなりますが、樹脂ネット背面側は、0~0.7となり微風から弱風領域になります。※現地条件により、結果は変化します。1000時間2000時間3000時間縦 目CCD設定倍率:30倍 CCD設定倍率:100倍※10年以上劣化がほとんどないと予想できます。 (現場条件によって変わります)1000時間2000時間3000時間減風域が分かれ、等速領域が伸びて乱れている横 目2山の折板 1.6t 幅500mm 遮風率60%CCD設定倍率:30倍 CCD設定倍率:100倍131防風・防雪柵耐候性と風速シュミレーション

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