景観資材総合カタログ
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PPECECC技術資料等注1) Eは土中埋込み、Cはコンクリート根固め、Wは橋梁、高架、擁壁などの構造物上に設置する場合である。 2) *1の値は路肩側方余裕10cm以上50cm未満、のり勾配1:1.5より緩やかで中位以上の地耐力を有する土質条件(N値10程度の砂質地盤)の場合である。 3) ( )の値は、路肩側方余裕50cm以上で中位以上の地耐力を有する土質条件(N値10程度の砂質地盤)の場合である。 4) 支柱諸元には、積雪荷重は考慮されていない。なお、除雪作業などに支障となる場合には、着脱可能な構造を検討してもよい。■ 歩行者自転車用柵(歩行者などを対象とする防護柵) ● 歩行者自転車用柵は、下表に示す設計強度に応じて、以下の種別に区分する。 ● 歩行者自転車用柵は、原則として種別Pを適用するものとし、歩行者などの滞留が予想される区間および橋梁、高架の種別垂直荷重 590N/m( 60kgf/m)以上水平荷重 390N/m( 40kgf/m)以上垂直荷重 980N/m(100kgf/m)以上水平荷重 2,500N/m(250kgf/m)以上SP ● 一般的な歩行者自転車用柵の支柱埋込み例種別設置目的転落防止垂直荷重590N/m水平荷重390N/m横断防止垂直荷重980N/m水平荷重2,500N/mSP転落防止防護柵の高さ歩行者などの転落防止を目的として設置する柵の路面から柵面の上端までの高さは110cmを標準とする。歩行者などの横断防止などを目的として設置する柵の路面の上端までの高さは70〜80cmを標準とする。設計強度高さ設計強度(cm)支柱間隔(m)埋込み深さ(cm)3.0支柱 φ60.511070803.0支柱 φ60.51101.5〜2.5歩行者自転車用柵(種別PおよびSP)は、歩道などに接して設置されるものであり、その形状が歩行者などに危害を及ぼすものであってはならない。そのため、ボルトや継ぎ目などの細部にわたる形状への配慮を行うものとしている。また、転落防止を目的として設置する 区間に設置される転落防止を目的とした柵は、集団による荷重を想定し、種別SPを適用するものとする。設置目的転落防止横断防止転落防止120*180*1(45)W2010040W2040*1(40)W20備考荷重は、防護柵の最上部に作用するものとする。この時、種別Pにあっては部材の耐力を許容限度として設計することができる。支柱備考土中埋込みを標準とする。根固め寸法30×30×80cm(30×30×45cm)コンクリート根固めを標準とする。根固め寸法30×30×40cm連続基礎による埋込みを行うものとする。連続基礎寸法30×90cm(30×50cm) 形  状歩行者自転車用柵については、児童などのよじ登りを防止するために縦桟構造を採用することが望ましい。また、幼児がすり抜けて転落するおそれも考慮して、桟間隔および部材と路面との間隔を15cm以下とすることが望ましい。164

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