景観資材総合カタログ
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△*2△*1×◎×○◎×◎××××○×××○*1:歩行者自転車用柵と兼用し、転落防止を目的とした柵の高さとしている場合*2:歩車道境界用の場合×××××××○技術資料等a)歩行者等保護のための車両の進入防止性能の考え方①強度性能の考え方b)歩行者等保護のための車両の誘導性能の考え方衝突条件Cおよび衝突条件Dでの衝突のいずれかの場合においても以下の条件を満足することを性能の考え方として採用している。注) ◎印は、性能として規定されており、満足する必要があるもの ×印は、満足する必要がないもの ○印は、性能として規定されていないが、考え方を採用しているもの △印は、性能として規定されていないが、機能として認められる場合があるもの● 各種防護柵に必要な性能と生活道路用柵の性能の考え方車両用防護柵全種別歩行者自転車用柵P種(転落防止)P種(横断防止)SP種(転落防止)生活道路用柵衝突条件Cによる衝突に対して、柵が突破されない強度を有することを性能の考え方として採用している。②変形性能の考え方衝突条件Cによる衝突に対して、たわみ性柵にあっては、歩道側変形量(残留値)0.15m以下を満足することを性能の考え方として採用している。柵の歩道側変形量は、歩行者の占有幅を0.75mとし、この歩行者の空間を侵さない幅が許容できる柵の歩道側変形量となり、これを0.15mとしている。なお、柵の歩道側変形量は、瞬間的な最大値を精度よく計測することは難しいため、残留変形量としている。そのため、瞬間的には残留変形量を上回る柵の変形が想定されるので、柵の設置にあたっては、これらを踏まえて残留変形量に0.10m程度を加えた値を設置余裕幅として見込んでおくことが望ましい。①車両は、柵衝突後に横転などを生じないことを性能の考え方としている。②柵衝突後の離脱速度は、衝突速度の6割以上であることを性能の考え方としている。③柵衝突後の離脱角度は、衝突角度の6割以下であることを性能の考え方としている。ここで、離脱速度および離脱角度は、右図に示すものとしている。イ)たわみ性柵の仕様案についてたわみ性柵の構造は、支柱と横梁を強度部材とし、横梁は1本の主要横梁と1本以上の下段横梁にて構成するものとし、横梁が支柱の最前面よりも車道側に突出している構造(ブロックアウト型の構造)を採用するものとしている。なお、横梁は丸型、角型またはこれに類する形状を有し、閉断面であるものとし、さらに次の仕様案を満足するものとしている。・下段横梁の中心高さは、路面(車両衝突時にタイヤが載る面)から250mm以上450mm以下とすることを仕様案としている。・下段横梁のブロックアウト量は、25mm以上とすることを仕様案としている。ここで、下段横梁の中心高さとブロックアウト量は右図に示すものとしている。車両用防護柵に必要な性能車両の逸脱防止乗員の安全性車両の誘導性◎◎◎◎離脱速度、離脱角度 下段横梁の中心高さとブロックアウト量 歩行者自転車用柵に構成部材の飛散防止転落防止必要な性能横断防止柵の歩道側変形量166

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