景観資材総合カタログ
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mc011満未mc01112高欄補修プランのご提案近年の車両の大型化など道路交通環境の変化から、平成10年に『防護柵の設置基準』が改定されましたが、その構造基準・強度基準に準拠していない高欄も数多く存在します。また、設置後数十年が経過し、本体が老朽化、破損した高欄も見受けられます。セキスイでは橋梁・高架での防護柵設置の考え方に基いて、現行基準にマッチした、より安全かつ美しい橋梁空間の実現に向けた製品をご提案いたします。■ ノンブロックアウト形状被害拡大高欄設置時期が古いと、現在の設置基準である高さ110cmに満たない場合があり、危険です。ノン・ブロックアウト型の場合、支柱に直接車両が衝突するため、支柱・車両とも大きなダメージを受ける可能性があります。橋外への逸脱の危険性もあり、2次被害も心配されます。転落の危険多様なデザインに対応※形態はブロックアウト型でもブロックアウト量(レールの突出量)が 現行基準に満たない場合は改修を推奨しています。■ ブロックアウト形状※既設高欄のトップレールに手すりを追加することで、経済的に安全な高さを確保できます。トップレールを嵩上げブロックアウト型※であれば、支柱よりも突出させた連続したレールで車両をブロックしながら本線に誘導復帰させます。支柱へのダメージも抑え、破壊を低減します。被害低減221高欄補修プランのご提案路面からの高さが110cm未満高欄の高さが低いものは、歩行者・自転車が橋外へ転落する恐れがあります。支柱がブロックアウト型の形態ではない背面側に屈曲した形状のアルミ高欄など、支柱がブロックアウト形状ではない高欄は、車両が誘導されず危険です。改修が必要な防護柵

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