景観資材総合カタログ
232/497

++ー技術資料等AP塗装(標準塗装)塗装厚平均50μm以上セラアップ塗装AP厚膜塗装(2コート2ベーク)塗装厚平均90μm以上AP厚膜塗装セラアップ塗装アルマガード各種塗装仕様イメージ溶剤塗装より厚膜であるため塗装の耐久性が高い。溶融亜鉛めっき単独での耐久性は、様々な環境下では限界があります、またランニングコストの視点から二重防食方式は、鉄鋼を犠牲防食にて保護する亜鉛めっきの上に塗装を施し、めっきの消費開始を遅らせることで耐久性を飛躍的に向上させます。従来では設置されなかった場所まで設置可能となり、その実力は認知・浸透されています。一般にセラミック系塗料は、タイル表面の釉薬と同様の組成である珪素(Si)と酸素(O)が主要成分の塗料です。セラアップ塗装のセラミック系塗料は、セラミック樹脂と有機樹脂(アクリル成分)を複合化した有機セラミック複合系クリア塗料です。この塗料は、高耐候性・低汚染性をもった塗膜となり、長期間にわたり施工時の美しい状態を保持します。標準塗装よりもさらに膜厚を厚く設定した仕様(塗膜厚平均90μm以上)膜厚が厚く、耐候性もすぐれた仕様基材のめっきに亜鉛めっきより遙かに耐食性の高い亜鉛-アルミ-マグネシウムの合金めっきを用いた仕様特 長留意点●一般環境では塗装として15年以上の耐久性を有します。●過酷地帯での使用は厳しい●また海岸地、融雪塩などを散布する環境では溶接部分や、端部において塗膜剥離や外観の不良が発生する場合があります。(おすすめできません)●塗膜耐久性の良好なセラミック系塗膜が最外層にあるため、良好な耐候性と低汚染性を示します。●外観の美観性保持や汚染環境、過酷環境ではない海岸地などでの使用におすすめします。●標準塗装の膜厚をさらにアップして亜鉛めっきを攻撃する外的要因の浸透通過を延ばす効果があります。●海岸地や融雪塩などを散布する環境などでの使用をおすすめします。ただし、過酷環境(海水飛沫地帯)の場合はアルマガード下地での対応としてください。●厚膜塗膜の2コート2ベークに耐候性をアップさせた仕様です。●2コート2ベークよりもさらに塗膜の耐候性はアップすることから、仕様の中ではもっとも耐候性、防食性が良好な仕様です。●環境に応じた各種塗装仕様を選択した上で、やはり鋼材の耐久性を最大限にしたい、塗膜のピンホールや外的損傷が生じた場所でも塗膜剥離を最小限に押さえたい場合など、合金めっきであるアルマガード仕様をおすすめします。●最も環境の厳しい海水飛沫地帯での使用をおすすめします。コストイメージ100125125150231技術資料 表面処理技術表面処理技術独自の表面処理技術がすぐれた耐候性を実現します。表面処理技術一覧

元のページ  ../index.html#232

このブックを見る