景観資材総合カタログ
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補修・改修プラン[経過の観察]■ 補修・改修プランご検討フローチャート■ 概 要組立歩道の耐久性は高く、長期にわたりメンテナンスフリーとされています。しかし、設置後数十年が経過し、耐用年数が超過していたり、厳しい環境にさらされていることなどが原因で、鋼床版(デッキプレート)や鉄骨主構造の老朽化、錆びによる損傷、剥落の進行が見受けられます。そのまま放置すると施設の崩壊につながり、歩行者の安全性を確保できない危険な状態にあるものもあります。このような中、セキスイから組立歩道の損傷の程度に応じた『補修・改修プラン』を提案いたします。START■ 組立歩道の損傷状態と判定例設置後数十年が経過し老朽化が進行している組立歩道の状態と補修・改修の判定例を示します。・横梁、支柱に異常はない。発生している。・横梁には錆びは発生していない。・支柱及び、ボルト締結部に錆びが発生している。[補修・改修が必要]PC床版への取替え・主構の錆の除去・防錆処理・補強等・横梁・支柱、ボルト締結部に錆びは発生していない。・横梁、支柱にも錆びが発生し欠損している。・ボルト締結部に錆びが発生している。[補修・改修が必要]PC床版の取替え等[改修が必要]全ての部材を撤去し、新規部材で改修483CASE 1・鋼床版の防錆塗装が部分的に剥離している。CASE 3・鋼床版の全面に錆びがCASE 2・鋼床版の全面に錆びが発生し一部が欠損している。CASE 4・鋼床版の全面に錆びが発生し一部が欠損している。補修・改修プラン組立歩道 補修・改修プラン

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