逆走事故が大きな社会問題に
高速道路における逆走事故が社会問題になってます。
速度の高い高速道路での逆走は、事故につながることが多く、さらには死傷事故になる確率も高くなります。また、高齢者による事故の割合も高く、分かりやすい道路の構造、標示の整備が急務となっています。
逆走が発生するメカニズム
逆走が発生する箇所は主にインターチェンジ(IC)とジャンクション(JCT)で、約60%を占めています。次いで、本線、サービスエリア、パーキングエリアと続きます。動機別では逆走になる事を認識して逆走を開始する「故意」、逆走になる事を認識せずに逆走を開始する「過失」、逆走を終えた時点でも逆走したと認識していない「認識なし」に大別され、過失による逆走が最も多く発生しています。