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路面標示材

溶剤型 路面標示用塗料

JIS規格(JIS K 5665)では1種(常温)または2種(加熱)に分類され、有機化合物を主な揮発成分とするビヒクル(※1)を用い、反射材であるガラスビーズを含有しない液状の路面標示用塗料です。施工時に塗料を加熱するかしないかで、1種B(※2)(常温式)、2種B(加熱式)に分類されます。両者の主な差異は乾燥時間と膜厚にあり、共に加熱型が優れています。施工方法はマーカー車によるエアレススプレーが主流ですが、常温型の場合ローラー施工も可能です。塗膜形成は溶剤の揮発によるものであり、塗装直後にガラスビーズを散布して夜間視認性を確保しています。 主に、雪寒地の区画線に使用されています。 ※1…顔料以外の塗料成分の総称 ※2…Bは溶剤型を示す

水性型 路面標示用塗料

JIS規格(JIS K 5665)では1種(常温)または2種(加熱)に分類され、水を主な揮発成分とするビヒクルを用い、反射材であるガラスビーズを含有しない液状の路面標示用塗料です。施工時に塗料を加熱するかしないかで、1種A(※3)(常温式)、2種A(加熱式)に分類され、VOC(揮発性有機化合物)を大幅に削減させた環境配慮型路面標示用塗料です。また、引火性がなく安全な非危険物であり、保管・輸送においても消防法の制約をうけません。 また、近年増加している排水性舗装に対しては、空隙部に塗料が流れ込まないようにするため、チクソ性(※4)の高い塗料を使用したエアレススプレー工法が有効となります。塗膜としての特長は、ガラスビーズの固着性が優れているため、夜間反射において高い反射輝度が得られ持続性に優れています。 ※3…Aは水性型を示す ※4…攪拌によって低粘度になる物性を示す

溶融型 路面標示用塗料

JIS規格 (JIS K 5665)で3種に分類され、反射材であるガラスビーズを含有する粉体状の路面標示用塗料です。施工時、この塗料は180~200℃に加熱・溶融することで液状となり、スリット式と呼ばれる施工機で施工します。塗膜形成は冷却固化によるため路面標示用塗料の中でも早い交通開放が可能であり、かつ、厚膜形成(一般的に1.5mm厚)が可能なため耐久性の点も優れています。また、塗装直後にもガラスビーズを散布し初期の夜間視認性を確保しています。主に一般道の区画線、規制標示等に使用され、路面標示の約80%を占めています。

排水性舗装用 溶融型 装路面標示用塗料

近年、高速道路や国道等の舗装に採用されている排水性舗装に、従来の塗装方法で施工すると、鋪装の空隙部に塗料が流れ込み排水機能を阻害します。 このため、空隙部に塗料が流れ込まない低粘度の路面標示用塗料による非接地式の直接流下工法が有効となります。

高視認性溶融型 路面標示用塗料

一般の路面標示は夜間雨天時の冠水により著しく視認性が低下しますが、従来の路面標示に凸部(リブ)を付ける事によりガラスビーズの水没を避け、夜間視認性を確保したものが高視認性溶融型 路面標示用塗料です。また、車両逸脱時には軽い振動をドライバーに与える事により注意喚起の機能を有します。

超高輝度 溶融型 路面標示用塗料 (超高輝度 溶融型 路面標示工法)

高い反射性を併せ持つ特殊反射材料により、視認性を更に高めた超高輝度 溶融型 路面標示用塗料です。 従来のガラスビーズと異なり、小さなガラスビーズを無数に固めた高性能反射ブレンドビーズにより、従来のガラスビーズの3倍の反射性能を発揮します。霧が多く発生する地点やトンネルの出入り口や事故多発地点に多く採用されています。

全天候超高輝度 溶融型 路面標示用塗料            (全天候超高輝度 溶融型 路面標示工法)

高い反射性を併せ持つ特殊反射材料により、夜間の晴天時及び雨天・湿潤時において、これまでにない高い反射性能を誇る全天候超高輝度 溶融型 路面標示用塗料です。

特殊用途 溶融型 路面標示用塗料

バイブララインの特長を利用した特殊用途の溶融型路面標示用塗料です。視覚障がい者誘導標示や車線逸脱防止用の見えないラインなど、バイブララインで形成する特殊なリブ形状を利用しています。

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